《転職用語集》所定労働時間　とは？

所定労働時間とは、労働者が1日、1週間、1か月、または1年間の中で、働くことが義務付けられている時間のことを指します。具体的には、企業が労働者に対して設定する労働時間の基準となる時間を指します。

一般的に、日本の労働基準法では、1日の所定労働時間は8時間、週の所定労働時間は40時間、1か月の所定労働時間は174時間とされています。ただし、業種や企業によっては、これらの時間よりも短い場合や長い場合もあります。

また、所定労働時間は法律上の最低限の時間であり、企業が定める労働時間がそれ以上である場合もあります。例えば、裁量労働制やフレックスタイム制度を導入している企業では、所定労働時間よりも短い時間で働くことも可能です。

労働者には、所定労働時間に基づいた労働条件が設定され、それに応じて賃金や休暇の取得などが認められます。